• チーク

    2024.01

  • インドネシア産チークは、『本チーク』と俗称されるミャンマー産チークの苗や種をインドネシアで植栽したもので、計画的に植林・伐採される、サステナブルで環境への負荷が少ないチーク材です。植林材のためミャンマー産に比べて生育が早く、大径木になる前に伐採・製材するため綺麗な一枚板を取ることは困難ですが、インドネシアの高い加工技術もあって様々なタイプの商品を製造しています。生育環境の違いから、ミャンマー産と比較すると色味は明るめで、高い寸法安定性や耐久性、経年で美しく変化する木肌といった、チーク材特有の長所をしっかりと備えています。

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    チーク材はウォールナット、マホガニーと並び『世界三大銘木』のひとつとして有名で、特にミャンマー産のチークは『本チーク』と呼ばれて古来より珍重されてきました。世界的な人気により乱伐が進み、現在は厳しく輸出量が制限されている、たいへん貴重な銘木です。本国の仏教寺院や宮殿、世界屈指の豪華客船、我が国の国会議事堂や高級ホテルといった数多の歴史と格式のある建造物に使用されており、経年によって深みを増す木肌の美しさだけでなく、寸法安定性が高く、菌害・虫害にも極めて強く、油分が豊富で耐水性に優れているといった数々の美点から、『木の王様』とも称されています。経年で灰褐色~茶褐色の素地が赤みを増し、特徴的な黒い筋(ドレイン)が薄れていくことにより、高樹齢木ならではのワイルドな表情が少しずつ落ち着き、高級感を増していきます。

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